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BODYWORKS 麻布【院長日記】

患者様のさまざまな症状や施術のご提案
巷で話題の症状の解説などを綴ったブログです

【高校生ボクサーの上腕部痛|マッサージと指圧による調整】

  • 執筆者の写真: 田澤 大輔
    田澤 大輔
  • 3月28日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月21日

数か月前から、高校生のボクサーが定期的にご来院くださっています。主な症状は 右肩から上腕部にかけての痛み と、動作時に感じる 引っ掛かり でした。



ボクシングと肩・腕の負担


ボクシングは腕や肩を酷使する競技です。


パンチを打つときのスナップ動作はもちろん、ガード姿勢を保つことや、相手の攻撃を回避する動きにも肩甲骨や上腕部の筋肉が大きく関与します。


練習や試合が続くと、筋肉が緊張して硬くなり、肩関節の可動域が狭くなることがあります。その結果、痛みや引っ掛かりといった不調が現れるのです。



鍼が苦手な方への施術方針


今回の患者さまは鍼治療に抵抗があったため、マッサージと指圧を中心とした施術 を行いました。


  • 1. 上腕部と肩甲骨周囲の筋肉を緩める固まった筋肉をマッサージとスクレーパーで丁寧にほぐし、血流を促進。柔軟性を高め、肩の動きをスムーズにしました。

  • 2. 指圧で深層の筋肉にアプローチ表層を緩めた後、指圧で深層筋に働きかけました。肩甲骨の動きを整えることで、肩関節への負担を減らし、より自然なパンチ動作につなげていきました。





施術後の


施術後には肩の可動域が広がり、動作時の引っ掛かりも軽減。


その後、週に一度のペースで通院を継続 していただき、5回目の施術が終わる頃には「引っ掛かりがほぼなくなった」とのご報告をいただきました。



スポーツ障害と早期ケアの重要性


ボクシングのように肩や腕を酷使するスポーツでは、痛みを我慢して練習を続けると、筋肉が硬直し、可動域が狭くなるだけでなく、他の部位に負担がかかってしまいます。


特に肩関節の動きが制限されると、パンチのスピードや威力にも影響が出ます。


そのため、違和感や痛みを感じたら、できるだけ早めのケア が必要です。


定期的なメンテナンスを取り入れることで、練習や試合でのパフォーマンスを維持しやすくなります。



まとめ


  • ボクシングによる肩・上腕部の痛みは、筋肉の緊張や可動域制限が原因になることが多い

  • 鍼が苦手な方でも、マッサージや指圧で十分にアプローチ可能

  • 早期のケアと定期的なメンテナンスが、スポーツ障害の予防とパフォーマンス向上につながる


💻 WEB予約: こちらから

📞 お問い合わせ: 080-7723-5940


赤羽橋駅徒歩2分

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神谷町駅徒歩9分


肩や腕の痛みでお困りの方、スポーツでのパフォーマンスを維持したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。



BODYWORKS 麻布

施術担当:田澤 大輔


◎ 掲載は患者さまの許可をいただいております

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