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BODYWORKS 麻布【院長日記】

患者様のさまざまな症状や施術のご提案
巷で話題の症状の解説などを綴ったブログです

【不眠と身体の冷えの関係 - その1|汗をかいていますか?】

  • 執筆者の写真: 田澤 大輔
    田澤 大輔
  • 2024年8月13日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月25日

当院には、よく眠れないという患者さまが多くいらっしゃいます。


原因としては、多忙なスケジュールや子育て、長い通勤時間などの身体的なストレス、または会社や家庭、ご近所との人間関係からくる精神的なストレスを挙げる方が多いです。


意外かもしれませんが、身体の冷えが不眠の原因になることも少なくありません。



駅の通勤風景


冷えが隠れていたNさんのケース


先日いらしたNさんは、頚肩部の痛みを主訴として来院されました。


「首と肩がずっしりと重く、動かすと油を差していない機械のようにキシみ、軽い頭痛がする」とのこと。


また、「夜の寝つきが悪く、眠りが浅い」ともおっしゃっていました。



エアコン環境と汗をかかない習慣


問診と検査を進めるうちに、Nさんの手足が非常に冷たいことに気づきました。ご自宅も職場もエアコンが常に稼働し、設定温度は約22°C。Nさんご自身はもう少し温度を上げたいと感じているものの、調整が難しい状況でした。


さらに普段はシャワーで済ませる習慣があり、お風呂に浸かることはほとんどなく、汗もかかないとのことでした。



冷え性の女性


温めることを優先した施術


施術ではまず、足を赤外線治療器で温めながら、手足のツボに施灸しました。赤外線治療器がなくても、ホットパックやレンジで温めるヒートパックを使えば同様の効果が得られます。


特に「首」「手首」「足首」を温めると末端がポカポカしやすく、肩の緊張もやわらぎます。ただし熱すぎるものは低温やけどの原因になるため、じんわり温かい刺激をこまめに使うのがおすすめです。


その後、頭頚部・肩・肩甲骨まわりに鍼を約15本、臀部に約10本の鍼を用いてパルス通電。


さらに赤外線を照射し、温めながら筋肉をほぐしました。仕上げにマッサージとストレッチを加え、可動域を広げました。



ホットパックで低温やけどをした男女


ご自宅でのセルフケアの宿題


施術後、Nさんにはご自宅での宿題をお伝えしました。皮下脂肪が冷えている場合は、代謝を上げるために 軽い運動やストレッチを継続することが重要 です。


Nさんも毎日実践してくださっているとのご連絡をいただき、改善に向けた一歩を踏み出せたことを実感しました。



次回予告


今回ご紹介したのは「冷え」が不眠に関与していたケースの一部です。宿題の具体的な内容や施術後の変化 については、次回のブログで詳しくお話しします。



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BODYWORKS 麻布

施術担当:田澤 大輔


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