【不眠と身体の冷えの関係 - その2|体質改善への取り組みと、冷えを防ぐライフスタイル】
- 田澤 大輔

- 2024年9月3日
- 読了時間: 3分
更新日:8月25日
Nさんの主な症状と治療計画
肩や首の痛みに加え、不眠に悩むNさんの治療計画は、以下の3点に基づいて立てました。
冷えた身体の血行を促進
質の良い睡眠を確保
頚肩部の痛みを改善
院での鍼治療、指圧(筋肉の深層部を刺激し、緊張を緩和)、筋肉マッサージ(疲労物質を除去しバランスを整える)、リンパマッサージ(滞った血流を改善)などを行いました。
さらに、ご自宅でできる「宿題」もお願いしました。
暑熱順化を目指した生活改善
Nさんは冷房の強い環境で過ごし、汗をかくことが少ないため、暑熱順化を意識した体作りに取り組みました。
特別な運動経験はありませんでしたが、歩くことが好きとのことで、早朝ウォーキングを提案。これにより体内時計を整え、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌促進を狙いました。
開始:ペースや距離を気にせず、まずは60分歩くことから
経過:15分/kmのペースから10分/kmにスピードアップ
楽しみ:平日は静かな早朝の街を60分、休日は公園で90分ウォーキング。汗をかく達成感に加え、カフェでの朝食も楽しみに。日中も爽快感が続くようになったとのことです。

継続による効果と改善の実感
約2ヶ月後、ウォーキングと施術の継続により以下の効果が見られました。
手足の冷えが改善
深い眠りで睡眠の質が向上
頚肩部の痛みが「10→4」まで軽減
体重が約2kg減少し、身軽さを実感
また、Nさんは新しいウォーキングコースやカフェ巡りを楽しみ、生活そのものが前向きになったそうです。
ご本人が「良くなりたい!」という強い意欲を持つことに勝る治療法はありません。実際、症状改善につながるケースは多くあります。
不眠と冷えの深い関係
冷えが不眠を引き起こす、または悪化させることは少なくありません。安眠のためには、冷えを寄せ付けない身体づくりが大切です。
定期的な運動:血行促進で体温を維持し、リラックスして眠りやすくなる
生活環境の工夫:適切な温度管理、就寝前の入浴やストレッチ、アロマなどでリラックス効果を高める
食生活の改善:温野菜や生姜など体を温める食材、タンパク質を摂る。朝食で体温を上げ、睡眠リズムを整える

まとめ:少しずつできることから始める
Nさんの事例からも分かるように、冷えの改善は睡眠の質向上に直結します。血行を促進し、体温を調整することで安眠を得やすくなります。
無理をせず、自分に合った方法を少しずつ取り入れていくことが、体質改善と快適な睡眠につながります。

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